今週読んだ本
最後に読んだのが「檀」(1995年)で、それ以降、全く読んでいなかったので、10年以上ぶりの沢木耕太郎。Wikipediaの作品リストを見たら「檀」がデビューから現在までのちょうど真ん中あたりにある作品で、これ以前は、ほぼ全て読んでいたほど好きな作家の一人。で、ひさしぶりに読んだ「一号線を北上せよ」(2003年)のベトナムは、50歳を過ぎてからの旅のはずだけれど、ゴジュウオトコの旅という雰囲気が、その文章から全く漂ってこないことにびっくり。「檀」以前を再度読み返してみるのもよいかもしれない。
他に、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の下巻。こちらは難しくて、時間をおいて再読予定。